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平成15年度 校内研究
昨年度まで4年間続けてきた総合的な学習の研究は、まとめの全体会で成果を確認し、成果を生かして今後各学年で研究を続けていくことにした。今年度からは市の支援教育推進校の指定を受け、2年間個を生かす支援教育のあり方について研究を進めていくことにした。
1.研究テーマ「学ぶ楽しさ、ふれあう喜び」を味わう「わかる授業」の創造について
学校週5日制の実施に伴い、教育内容が基礎的・基本的内容に厳選され、子どもたちがゆとりの中でじ っくり学習し、基礎・基本を確実に身に付けることが求められている。また、子どもたちが授業内容を確 実に身に付けることができるよう、分かりやすい授業を展開し、一人ひとりを大切にしたきめ細かな指導 を行うことが求められている。学習した内容が分かるということは、子ども達にとって無類の喜びであり、 学ぶことの楽しさを体感することができる。また、その喜びをみんなで共有することができれば、学級全 体の学びに対する意欲が向上し、個々が認め合い・学び合う望ましい学級の学びの環境を作り上げること につながると考える。以上のような考えから、研究のテーマを設定した。
一人ひとりを大切にし、個に対応したきめ細かな指導を行うことは、ノーマライゼーションの考え方に 通じるものがある。 ノーマライゼーションという言葉は、もともと障害者・高齢者に対する福祉分野で 使われていたが、最近では教育の分野でも使われるようになってきた。すなわち、従来の特殊教育から、 通常学級の中でも特別な教育的支援が必要な子に必要な支援を提供する特別支援教育へと流れが変わって きている。
LD・ADHD・高機能自閉症など軽度の障害を持った子の大部分は通常学級に在籍している。また障 害と認知されるには至らないが、同様の症状持つ子も通常学級に混在しているのが実状である。そのよう な中で担任一人がすべての指導を負うのは肉体的にも精神的にも厳しい状況であると言っても過言ではな い。
本校では、基礎・基本の確かな定着・個に応じた教材の開発・指導方法、学習形態の工夫等を通して、 わかる授業を目指していきたい。また、校内支援委員会を設置し、対象となる子どもの実情に応じて、学 校レベルで担任を支援していく体制作りを目指すと同時に、きこえとことばの教室が持っている専門的な 知識や技能が、教室に通級している子どもだけでなく、多くの子ども達の学習面・生活面での支援として 役立つような連携のあり方について研究を進めていきたい。
2.今年度の研究内容
(1)支援教育方法
教育的な支援が必要でない子はいないという視点に立ち、原則的にすべての子ども達を支援の対象とす る。分かる授業を創造する過程の中で、基礎・基本の定着と一人ひとりにきめ細かい指導を行うことを通 して、学ぶ楽しさ・ふれ合う喜びを追究し、個々が認め合い・学び合う学級を作り上げていく。
(2)校内支援委員会の設置と運営方法の検討
学級担任一人が指導に当たるのは困難な子に対して、具体的な支援の方法や指導のあり方について検討 を行う。
(3) きこえとことばの教室との連携
通級児童を中心に、それぞれの児童の実態を踏まえた上で、通常学級の中でどのような支援が適切か学 級担任と相談しながら、指導方法や学習形態について考察していく。
(4) 基礎・基本の時間の計画的運用
基礎・基本の定着を図るために、基礎・基本の時間をどのように運用していくのか、学年で具体的な方 法を立案し、検討を加えながら実践していく。
3.研究組織
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推進委員会
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校
長
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教
頭
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全体会
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学年部会
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1年生部会
2年生部会
3年生部会
4年生部会
5年生部会
6年生部会 |
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4.校内支援委員会
構成員は、校長・教頭・教務・養護教諭・教育相談担当・児童指導担当・きこえとことば担任
学校出張教育相談員・個別支援教育担当・該当児童の学級担任
*個別支援教育担当が委員長を務める
*構成員の中で、必要に応じて必要なメンバーで話し合いを持つ場合もある
*委員長が校内支援コーディネーターを兼ねる
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*今年度に限り、推進委員会メンバーが構成員となる。
@支援対象児童の決定(委員会)
A対象児童についての状況把握(職員会議・打ち合わせ等)
B対象児童に対する具体的な支援方法の検討(委員会)
C支援方法に対する理解と協力(職員会議・打ち合わせ等)
